11/30㈯に第2回ものがたりCooking「あしながおじさん」を開催しました。
2019年12月6日
ものがたりCooking「あしながおじさん」
ものがたりCookingとは、物語に出てくるお菓子を作り、試食し、物語を味わう、
菅原生涯学習市民センターと菅原図書館の共同企画です。
前回、赤毛のアンが大変好評でした。
第2回の今回は『あしながおじさん』の塩キャラメルを作りました。
講師は山田和子先生です。
山田和子先生は日本アンバサダードール協会主催の第1回「セミプロ製パンコンクール」で優勝経験のあるすばらしい先生ですが、とても明るい先生でもあります。
パンで作ったリーズなども持参してくださいました。
まず、先生が前日に作ってきてくださった塩キャラメルと、温かい紅茶をいただきながら、先生のお話を伺いします。
自分の境遇を卑下するのではなく、前向きなジュディの生き方に
そして先生の明るい語り口に、引き込まれていきます!
先生の見本
今回の材料です。
ポイントは先生がフランスで買われたゲランドの塩!
こちらの一振りで味に深みが増します。
まず先生が作りながら説明してくださいました。
実演
さっそく各グループに分かれて調理開始です。
材料を計って1つのお鍋に入れます。
とろーんとした水あめの感触も楽しかったです♪
火にかけたあとは、焦げないようにひたすら混ぜるだけ。
最初はクリーム色だったのが・・・
どんどんキャラメル色に変わってきました。
甘い香りがしてきます。
約30分、交代しながら混ぜていきます。
先生に火からおろすタイミングを見てもらい、鍋からバットに移します。
ある程度固まったら、バットから外し切り分けていきます。
ここからはスピード勝負!
固まりきらないうちに切り分けていきます。
丸めたあとに、くっつかないように薄くコンスターチをつけて、ひとつずつ包むと・・・
完成!!
試食タイム
先生が豚汁とパンを用意してくださいました。
「あしながおじさん」の話を伺いながら、楽しくいただきました。
本の紹介
図書館からは、「あしながおじさん」に関連する本の紹介をしました。
さまざまな訳者による「あしながおじさん」。
挿絵や表紙によってイメージが変わりますね。
他にも、文中に出てくるジュディが読んだ本や、ほぼ全編がジュディの手紙のみで構成されている物語なので、手紙の本も紹介しました。
塩の本や、キャラメルの本も用意しました!
参加者からの感想
・固まるのが早くて大変だったけど、美味しかったです。
・「あしながおじさん」の物語を中学生ぶりに読み直しました。
・ジュディのように前向きに生きていこうと思いました。
・先生のお話がとてもよかったです。
・先生があしながおじさんは、ただのハッピーエンドの話ではなく、
自分で幸せを引き寄せる話だとおっしゃっていたのが印象的でした。
スタッフの感想
図書館からも2名参加させてもらいました。
初めてお会いする参加者さんどうしも協力することで、とても美味しい塩キャラメルを作ることができました。
本の紹介の時間も、皆さん熱心に聞いてくださり、気になった本は借りて帰ってくださったのが嬉しかったです。
ご参加いただいたみなさん、山田和子先生ありがとうございました!!