スタッフコラム 2022
2022年12月28日
『誕生日マーチ』
1年の最後の月の12月。
このにぎやかな季節に思い浮かべるのは『誕生日』だ。
なぜなら私を含めた家族4人が、
12月末から1月初めの短い間に誕生日を迎えるからだ。
クリスマスも忘年会も正月もあるこんな季節に、
いつ誕生日のお祝いをしようか毎年毎年悩むのだ。
でも薄々気づいている・・・
もうこの「誕生日マーチ」でたくさんのお祝いの日々を
すごせるのもあと少しだと。
子どもたちが巣立つ日もそう遠くはない。
なので今は大変と思うこの時期も
楽しまないともったいないなと思い始めた。
「誕生日おめでとう!私の家族たち!」
今回紹介する本は誕生日占いの本と絵本です。
あなたの大切な人の誕生日はいつですか?
紹介する本
『辛口誕生日辞典2018』
真木あかり/著
(宝島社)
148マキ
『ケーキがやけたら、ね』
オクセンバリ―/作
(評論社)
エホンオク
『写真家 土門拳』
私の好きな日本人の写真家を頭の中で浮かべて見ようとすると、
すぐに何人かは浮かんできます。
でも、その中で大きな存在感のある写真家は、二人です。
一人は、土門拳、もう一人は、木村伊兵衛になります。
後者についてのお話は、次の機会に譲ることとして、
写真家土門拳について、記することとします。
土門拳の写真には、リアリズムな報道写真、仏像や寺院、
陶磁器などの伝統工芸品、著名人や庶民のポートレイトや
スナップ写真などがあります。
その中で、奈良の古寺である「室生寺」を訪ねられた事に始まり、
その後、全国各地を巡り撮影された、
「古寺巡礼」の寺や仏像の写真も好きですが、
一番興味があるのは、ポートレイトです。
被写体となる人の人物像がにじみ出るような
重厚感のある写真が多く、撮影された時のエピソードを知ると
なお一層興味が増してきます。
今回手にしたのは、土門拳の人物写真の代表的な
作品132点をまとめて一冊にした写真集です。
紹介する本
『土門拳の風貌』
土門拳/著
(クレヴィス)
この本は748トモの棚にあります。
『平和を求めて』
今月の本の紹介は、児童書から2冊選んでみました。
1冊目は、第一次世界大戦がはじまった1914年の
クリスマスイヴのよるにほんとうにあった実話の絵本です。
「私たちは個人的に何の恨みもない。いっしょにイヴを祝おう!」
一晩の休戦。穏やかなひととき・・・・
今、起こっているウクライナ情勢を思うと、
毎日がイヴだったらいいのにと思うばかりです。
2冊目は、おさるのジョージでおなじみのH.A.レイが書いた星座の本です。
この本を読んだら、もう、立派な天文学者の気分になれるから不思議です。
星座をながめて、平和なひとときを楽しみませんか。
紹介する本
『世界で一番の贈りもの』
マイケル・モーパーゴ/作、マイケル・フォアマン/絵
(評論社)
この本はNモハの棚にあります。
『星座を見つけよう』
H.A.レイ/作
(福音館書店)
この本は児童443の棚にあります。
『ぶらり散策:唐招提寺』
以前はよく家の周辺をぶらり散策していました。
家を出て緩やかな坂を下っていくと川に出合います。
穏やかな流れの奈良の秋篠川になります。
川を右側に眺めながら南に少し歩くと
木々に覆われた一角が目に入ってきます。
「唐招提寺」です。
多くの苦難の末に、来日をはたされた鑑真和上が、
天保宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための
修業の場として開かれました私寺です。
今、唐招提寺には奈良時代建立の金堂、講堂をはじめとして
多くの国宝、重要文化財が残っています。
境内の北側に位置する御影堂には鑑真和上坐像(国宝)が奉安されていて、
昭和46年から57年にかけて、
私の好きな画家のひとりである東山魁夷画伯が書かれた、
鑑真和上坐像厨子扉絵、ふすま絵、障壁画が収められています。
季節の良い時期に、また訪ねたい場所の一つです。
古寺巡礼といえば、和辻哲郎が書かれた著作があり、
障壁画に関しては画伯自身が監修された資料もあります。
今回紹介する本と読み比べるのも楽しいです。(.O)
紹介する本
『東山魁夷への旅』
東山すみ/監修
(日本経済新聞社)
この本は721.9の棚にあります。
『寂聴古寺巡礼』
瀬戸内寂聴/著
(平凡社)
この本は185.9の棚にあります。
『リフレッシュ』
若葉も鮮やかになり、新しい年度の生活に少し慣れられ、
落ち着いてこられたころかと思います。
森林浴やアウトドアが楽しめる季節になりましたね。
私は、ローズマリーの香りと軽い体操で、疲れを癒しています。
改めて関連図書を読む事により、
好きな香りのハーブや、何気なく行っていた
体操の効能を知り、驚いています。
医学、植物、料理など様々な分野の図書が、
図書館に所蔵されています。
少し疲れた時にでも、きっと癒されるための良い方法や、
楽しまれる方法を見つけて頂けることと思います。
ゆっくりと、じっくりと選んで頂いて、
お読みになってください。
そして、リフレッシュされて、
ゴールデンウイーク明けの日々も、
元気よく、楽しく過ごされることを願っています。(M.T)
紹介する本
『育てて使うはじめてのローズマリー』
石川久美子・下司高明/共著
(講談社)
この本は617.6イシの棚にあります。
『図解でわかる体幹を鍛えると「おなかが出ない」「腰痛にならない」』
仲のジェームス修一/著
(大和書房)
この本は780.7ナカの棚にあります。
『春のおべんとう』
4月といえば新生活のシーズンですね。
新入生や新入社員の家族のために、お弁当を作られる方も多いのではないでしょうか?
まだ慣れていない学校や職場で緊張が続く毎日。
そんなとき、いつものわが家のお弁当があると気持ちもほっと和みそう。
こちらの本は各料理家が提案するさっさと作れるおかずの数々。
また作ってと喜んで食べてもらえたら、うれしいですよね。
そして、4月はお花見の季節。
カップデリのように、持ち運びがラクな容器におかずやご飯などを詰めて、
行楽へと出掛けませんか?
いろいろな花が咲き誇る春を満喫したいものです。(Y.A)
紹介する本
『カップデリ』
信太 康代/著
(誠文堂新光社)
この本は596シタの棚にあります。
『また作ってと喜ばれるお弁当のとっておきのおかず』
堤人美 他/著
(家の光協会)
この本は596.4の棚にあります。